2024年元日に起こった能登半島地震。
我が家も被害は少ないものの被災し、震度5弱〜強を体験しました。
また津波の恐れもある地域だったので、急いで陸側にむかって避難しました。
いつまた大きな地震が起こるかわからない
津波の被害はどこまで来るかわからない
本当に怖いです。
災害はいつ、どんな規模で起こるかわからないからこそ、しっかり備えておくことが大切だと身に沁みました。
また、今回の地震で一番不安でたまらなかったのは
まだ年少の小さな息子を守れるか
でした。
今回は子供がいるなら絶対やっておきたい防災対策をまとめていきます。
\この記事でわかること/
・子どもに伝えておきたい、災害が起きた時の対応
・子どもがいるおうちでやっておきたい防災対策
・震災時の子どものメンタルケア
・能登半島地震を体験した息子の様子

能登地震で体験したことや困ったこと、被災された方から聞いたことなどもまとめていきます。
防災対策その① 子どもに伝えておきたい災害が起きたときの対応

地震が起きた時に身を守る方法を伝える
地震や火事などの災害はいつどこで起きるかはわかりません。
災害が起こった時にすぐに子どもの元に駆けつけられないかもしれません。
だからこそ、子どもには実際に災害に遭う前に身を守る方法を伝えておくのが良いと思います。
自宅で地震に遭った時
自宅では
子どもが一人でいても、どの部屋にいても安全で身を守れるように
- 各部屋に安全スペースを設ける
- 地震発生時にどうするかを伝え、実際にやってみる
のがよいでしょう。
安全スペースとして、
テーブルの下や家具の倒壊やものの落下が少なくなる場所を各部屋に作っておきます。
安全スペースの作り方は後ほど解説します。
安全スペースには毛布やクッションなど頭を守れるものや
停電が起きても周囲を確認したり居場所を伝えられるライトなどをそばに置いておくとさらに安心です。
お子さんには、「ここは安全だから、地震が起きたら慌てずにここに逃げて、頭をまもってね」のようなかんじで伝えます。
学校や保育園などでも避難訓練をしているはずなので、習った通りの方法でも構いません。

幼稚園で「ダンゴムシのポーズ」と習ってきた息子には「地震が起きたらここに逃げて、だんごむしになるんだよ」と伝えました。
地震が起きた時に「どこ行けばいいの」「どうしよう」と混乱することがないように
場所ややることをシンプルに伝えておくのがよいです。
お子さんがよく遊んでいるスペースがある場合は、そこが安全スペースになるように家具の配置などを工夫するとよさそうですね。
自宅以外で地震が起こった時
未就学児の息子は、常に家族や祖父母、幼稚園の先生など誰かしら見知った大人と一緒にいるので
自宅以外で地震に遭った場合は
「大人の話をしっかり聞いて、絶対に大人から離れないでね」
「地震で怖くなってわかんなくなったら、その場でだんごむししたらいいよ」と伝えています。
小学生になるとお子さん一人で行動したりすることもありますよね。
そんな時に地震にあった時に備えて
屋内で地震にあった場合は
・机やテーブルの下に潜って頭を守る
・帽子や服、カバンなど頭を守れそうなものがあれば使う
・地震がおさまったと思ってもむやみに動かずに大人の助けをまつ
・ガラスが割れているかもしれないから、スリッパや靴をはく
・学校の先生や大人の指示に従う
屋外で地震に遭った場合は
・ビルや家のそばは崩れたりガラスが割れているかもしれないので離れる
・自販機やコンクリの塀は倒れたり崩れやすいので離れる
・カバンやジャケットなどで頭を守る
・揺れている時は転倒の恐れがあるのでむやみに動かない
というようなことを伝えておきます。

一緒にお散歩したり、学校までの道を歩く時に地震が起きたらどんなところが危険になるか
など「危険探し」をしてみるのも良さそうです。
安否の確認方法を家族で決めておく
平日の昼に災害が発生したら、家族が全員バラバラの場所にいることだってありますよね。
その場合は互いの安否が確認できるように
- どうやって安否を確認するか
- 集合場所
を決めておきます。
普段使っている連絡手段が取れない場合、以下のサービスが使えます。
・災害用伝言ダイヤル(局番なし「171」)
大災害発生時、被災地内の電話番号に限り利用可能です。
(一般加入電話・公衆電話・一部IP電話)
音声ガイダンスに従って安否などの伝言を音声で録音できます。
被災者の家族等が全国どこからでも伝言を再生することができます
・災害用伝言板
携帯電話のインターネットサービスで、被災地域の方が自らの安否を文字情報で登録できます。
登録された伝言は各社携帯電話やパソコンなどで、電話番号をもとに検索することができます。

ちなみに災害用伝言ダイヤルや災害用伝言板は防災週間である8月30日~9月5日、毎月1日と15日、1月1~3日、
防災とボランティア習慣(1月15~21日)に体験利用可能です!
お子さんにスマホを持たせていない場合は、念の為公衆電話等から災害用伝言ダイヤルの使い方を教えておきたいですね。
家族の集合場所を決めておく
家族が別々の場所にいる時に災害に遭い、自宅も危険で帰れない場合に備えて家族の集合場所を決めておくと安心です。
自宅付近や子どもの学校のそばにある避難場所を集合場所にしておきます。
避難場所にはたくさんの人が集まってくるので、「⚪︎⚪︎小学校の花壇の前」、「⚪︎⚪︎公園のモニュメントの前」など具体的な場所まで指定しておくと家族が集まりやすいです。
防災対策その② 子どもがいる家がやっておきたい防災対策


我が家でやっている・今後やっていきたい防災対策を小分けにしてご紹介していきます。
自宅の危険度を知る
私の実家は海がかなり遠く、さらに山の方にあるため、津波の対処は考えなくても良いですが土砂災害のリスクが高いです。
一方我が家は、海に程近く、また洪水リスクがある地域。
ある程度津波がきたときのことや床上浸水までした場合を想定しなければいけません。
このように、自宅がある環境によってとるべき防災対策が多少変わってきます。
まずは自宅付近ではどんな災害の危険性があるのかをハザードパップなどで確認しておきましょう。
国土地理院の重ねるハザードマップでは、
自宅や職場、学校などの洪水・内水、土砂災害、高潮、津波、道路防災情報、地形分類などの災害のリスクの程度や近隣の避難所や避難場所がわかります。
また、マップのリンクから自宅がある自治体の「わがまちハザードマップ」にとぶこともできます。
避難場所・避難経路の確認と印刷
災害が起こった時、「避難してください!」と呼びかけされますが
実際どこに避難すれば良いのかはTVをつけていてもわかりませんよね。
いざ避難しなければとなった時にネットやスマホが使えるとも限らないので
事前に調べておき、印刷しておくのが安心です。
避難場所は、災害の種類によって異なることもあります。
上で紹介した重ねるハザードパップのほか、以下の国土地理院の地図でも指定緊急避難場所が確認できます。
【避難場所と避難所の違い】
避難場所
災害発生時または災害発生が危惧される時、命を守るために事前に避難し命を守る場所。
緊急避難場所、避難場所、避難地とも呼ばれ、特に市や町が指定した場所は「指定緊急避難場所」といわれる。
避難所
被災後に自宅を失ったり戻れない人が一時的に共同生活を送るための場所で、災害発生後に開設される。
我が家では
地震、崖崩れや地滑りではA公園(最寄りの指定緊急避難場所)
洪水ではB高校(最寄りの指定緊急避難場所)
となっています。
「Yahoo防災速報」という無料のスマホアプリでもマップ上で避難場所の確認ができ、手軽でおすすめです。
避難場所への地図は印刷後、防災ノートやカードを作成して、カバンやスマホケースに入れて常に持ち歩いたり車内や非常用持ち出し袋にいれておくのも便利です。
災害前の備えを知っておく
災害はいつ来るかわからないため、日々備えを怠らないことが必要です。
台風や洪水など、ある程度事前に準備ができる災害では
- 雨戸を閉める
- 窓ガラスにテープで×をつくる(ガラス飛散防止)
- カーテンを閉める(ガラス飛散防止)
- 飛んでいく恐れのあるものを家にしまう(自転車やバケツ、物干し竿など)
- 駐車の向きを工夫する
- 飲み水や食品を買っておく
- 入浴をすませておく
などの対策をとることで被害を少なくすることができます。
さらに洪水の恐れがある場合は、
- 貴重品を2階に移動させておく
- お風呂の水は次にお風呂に入る時まで流さずにとっておく(トイレを流すなどの生活用水として使えます)
- ブルーシートと土のうで臨時の壁を玄関に作る
- 畳を高い場所に移動する
- 車のエンジンが浸水しないように高い場所に駐車する
- 排水溝の逆流対策をする
などの準備をしておくと安心できます。
ちなみに土のうがなくてもごみ袋に水をいれた「水のう」でもある程度対処できるようです。
災害発生後の逃げ道を確保しておく
家屋倒壊や火災から逃れるためにも、どの部屋にいても外に出られる「逃げ道」の導線が確保できるよう工夫をしておくことが大切です。
廊下や部屋、窓周辺や玄関など「逃げ道」になる場所では家具の向きや配置を考えて、最悪の場合家具が倒れても逃げられるようにしておきましょう。
窓ガラスには飛散防止フィルムを貼っておくと安全です。
ガラスなど危険なものが床に飛散した場合に備えて靴底がしっかりとしたスリッパがあるとさらに安心です。

我が家は階段にガラス飛散対策が取れない窓があり最悪の場合階段がガラスまみれになるかもしれないため、
2階の階段前には使い古しの厚底の靴やブーツをおくことにしています。
家具やインテリアなどの転倒落下防止をする
逃げ道をできるだけ安全に確保するためにも、家具の転倒落下防止は必須です。
大地震では「家具は必ず倒れるもの」と考えて転倒防止対策をとるようにいわれていますね。
転倒落下防止のポイントは以下のとおりです。
家具を壁に固定する
寝室や子供部屋は家具をできるだけ置かない・背の低い家具にする
家具が倒れた時に出入り口を防いだりしないように向きや配置を工夫する
ガラスを使用した家具(サイドボードや食器棚など)は飛散防止フィルムを貼っておく
阪神淡路大震災では、家具の転倒・散乱による逃げ遅れや怪我が多数発生したそうです。
いざというとき、家具がどのように倒れてしまうのか知っておくことは、家具の配置を考える上でもポイントになってきます。
家具の倒れ方については以下の消防庁のサイトがイラストでまとめてあってわかりやすいです。
「へえ。家具って、こんなふうに倒れるの」 | 地震による家具の転倒を防ぐには | 総務省消防庁
また、家具の固定について政府広報での説明もありました。
災害時に命を守る一人ひとりの防災対策 | 政府広報オンライン
能登地震では、県内に住み震度4〜5強の地域であった姉の家、富山県に住む兄の家の2階のテレビが、無事ではあったものの床に叩きつけられていたようです。
我が家も震度5くらいだったようですが、1、2階至る所の壁紙とその裏の薄い板壁?が割れました。
1階は壁紙の被害はあるものの、幸いにも食器類は引き出しに入れているからか飛び出さず大きな棚もないため大きな被害はありませんでした。
2階ではアルミラックに載せていた箱が全部落下、パパのパソコンモニターが落下し、バキバキになってしまいました・・・涙
揺れでの被害は当たり前ですが1階より2階の方が大きかったです。
アルミラックやカラーボックスなどは棚の中がすべりやすいのでものがとびだしやすそうと感じました。
割れ物や重たいものの収納場所に気をつける
地震の際、家具の転倒防止のほか、収納していたものが吹っ飛んでくることも考えられます。
実際に震度7の地域では食器棚が開いて食器が割れて散乱したり、テレビやレンジが飛んだりしたそうです。
食器棚には棚板に食器が滑りにくくなるゴムシートなどを敷いておくことで、食器が散乱することを防いでくれます。
また開き扉や吊り戸棚には自動ロックがかかるものを選ぶと地震の際にも安心です。
重たいものが高いところから落ちてくると大変危険なので、重いものは低い場所に収納します。
重いものが下に収納されていると家具の重心が下がり安定もするのでおすすめです。
防災グッズを家族に必要な分備える
防災グッズは、
- 災害に遭った時の被害を防ぐためのもの
- 被災した後の生活のため
の2種類があります。
また、緊急で避難する際に持ち出したいものも別に用意しておくと
災害発生後すみやかに避難行動に移せるので安心です。
最低限用意しておきたい防災グッズをリストにしてご紹介します。
防災グッズについては詳しく別の記事で今後紹介予定です。
緊急で避難するときの「持ち出し用防災バッグ」
災害後、緊急で避難する場合の「持ち出し用防災バッグ」は両手が空くリュックであるのが良いとされます。
また、できるだけコンパクトで安全に移動できる重さや大きさに留めます。
持ち出し用防災バッグの中身
- 飲料水(500ml×2本/人)
- 食料品(ビスケットなどの簡単に食べられるおやつ、軽食)
- モバイルバッテリー
- 救急用品(常備薬、絆創膏、包帯など)
- 衛生用品(マスク、アルコール、除菌可能なウェットティッシュ、体温計、生理用品)
- ヘルメット、防災ずきん
- 軍手
- ヘッドランプ※持ち出す照明は両手を塞がないものがおすすめです
- タオル※体を拭くほか、防寒対策や目隠しにも
- アルミシート※毛布よりも軽量で防寒対策になります
- アイマスクや耳栓
- 衣類
- 子どものおもちゃやおむつなど
- 貴重品(現金、通帳、印鑑)
- 健康保険証やお薬手帳
- 懐中電灯
小さなお子さんがいる場合は、普段マザーズバッグに入れているものや必要になるものも加えます。
子供の持ち出し用バッグに入れておきたいもの
- おやつ
- 飲料水
- マスク
- ホイッスル
- 防犯ブザー
- ライト
- 衛生用品(おむつやウェットティッシュ、ティッシュ)
- おもちゃやブランケット
- パーソナルカード
- 子どもへお手紙と写真
- 小銭
- レインコート
- カイロ(冬季のみ)
- ハンドタオル
避難場所では、普段使っているブランケットやおもちゃがあるとお子さんが安心できます。
息子が好きなキャラクターのちいさなぬいぐるみや大好きなトミカを数台、息子のリュックや私たちの持ち出しバッグに入れています。
バッグの中の仕分け袋には好きなキャラをつかったりすると災害時でも気持ちが落ち着くかもしれません。
また、息子とはぐれたときのためにパーソナルカードというものをリュックの中に入れてあります。
パーソナルカードに記載しておきたいこと
名前・住所・連絡先(保護者氏名・続柄・電話番号)・血液型・アレルギーや既往症など配慮がいる内容
避難場所・集合場所
お手紙や写真は、親からはぐれたときに安心してほしいのと、
近所付き合いが乏しいので、息子の家族の顔を明確にするために入れています。
災害時は悲しいですが、犯罪も起こりやすいです。
女性やお子さんは一人にしないことも大事ですが、いざというときの「防犯ブザー」もすぐ手に取れるようにリュックにつけておくと安心です。
被災後のための「備蓄用の防災グッズ」
備蓄用の防災グッズは、自宅避難時に安全に生活するために必要なグッズです。
家族の人数や子どもの年齢によっても大きく変わるものなので、備蓄後も定期的な見直しが必要になります。
防災備蓄を考えるポイントとして、
電気・ガス・水道が使えなくなっても3日間は生活できるかを想像しておくとよいそうです。
備蓄しておきたい防災グッズ
- 水(3リットル/人×日数分) ※最低3日分できれば7日分
- 食料品(最低3日分) ※調理不要のものも備えておく
- カセットコンロ
- ラップ
- 紙コップや紙皿、割り箸など使い捨ての食器やカトラリー
- 非常用バッテリー
- ランタン、懐中電灯
- 小銭を中心に2万円ほど
- 衛生用品 ※ナプキンや絆創膏、トイレットペーパー、ティッシュ
- お薬 ※常備薬・毎日飲むお薬がある場合1週間分はストックしておく
- 簡易トイレ ※携帯トイレとは別に、断水発生時に自宅避難で使える簡易トイレも備える
- ポリタンク
自家用車がある場合
「自家用車は移動できる避難場所」として防災にかなり役立ちます。
普段から車内に備えておくと災害のほか、道路の通行止めなどでも役にたちます。
車に置いておきたい防災グッズ
- 飲料水
- 手回し式の充電機
- 懐中電灯などのライト
- 衛生用品(マスク、アルコールなど)
- 救急用品(常備薬、絆創膏など)
- ホイッスル
- 折りたたみ式の水タンク
- 除菌ウェットティッシュ
- ティッシュ
- ごみ袋
- 食料(備蓄用のロングライフ食品がおすすめ)
- 毛布や防寒具
- 携帯トイレ
- 虫除け
- 手袋やカイロ
- 寝袋
- 予備のメガネ
- お子さんに必要なもの(おもちゃや液体ミルクやおむつ、おしりふきやおむつ替えシート、着替えなど)
能登半島地震では、SNSや知り合いの声でも断水がかなり辛いとの声が多かったです。
水はなんとかなったけど、トイレが辛いと。
水の備蓄はあっても、トイレに関して対策していなかった人も多かったようです。
生理用品についてはSNS上で男女で論争になっていましたよね・・・
生理時に衛生状態が悪くなると命を落とすおそれもあります(正直そこまでとは知らず、今回で詳しく知りました)。
また災害時にはストレスが原因で突然生理になる方もかなりいらっしゃったそうです。
能登地震では県内広い範囲で断水が起こりました。
震源地から100km以上離れているわたしの実家でも1週間断水になりました。
震災から2ヶ月近く経過しましたが、水道管が手広くやられており、未だ断水が続いている地域がかず多くあります。
震源地から遠く、震度4~5でも断水が起こり得ると思って防災グッズは備えるべきと感じました。
災害を想定した訓練をする・防災グッズを実際に使う
防災グッズが家にあっても、いざというときに使い方がわからない、壊れている、我が家や子どもでは使えない、となったら大変ですよね。
学校の避難訓練や職場の消火訓練のように、実際の災害を想定して行動してみたり、防災グッズを使ってみておくといざというときでも困りません。
日本では毎年9月1日が「防災の日」で、防災の日を中心とした1週間が防災週間とされています。
また、1月15日〜21日までが防災とボランティア週間、その中日である1月17日が防災とボランティアの日
とされています。
この日のほか毎月25日を防災の日としている市町村もあるようです。
防災の日に合わせて、定期的にお家でも「防災体験」してみるのもよさそうです。
夜電気を消して、防災グッズの中の照明だけで家の中を歩いてみる
夜に地震が起き停電が起きた場合は真っ暗な中で外まで退避しなければなりません。
スマホの光や枕元に備えている防災用の照明だけで、子どもと外まで行けるかやってみましょう。
自宅から避難場所まで歩いてみる
避難場所への移動は基本徒歩になります。
お子さんと一緒に持ち出し用防災バッグをもって歩いてみながら、危険箇所を確認したりするのもいいですね。
備蓄している食料やカセットコンロを使って食事をとる
電気・ガス・水道を使わずに食事をとれるか試してみましょう。
お子さんの場合、好き嫌いで食事を取れない場合もあるので
いざというときお子さんが食べられるものかどうか確認する意味でもぜひやってみてください。
我が家が購入した防災バッグにはようかんが入っていましたが、私と息子は食べられないので、別の食品を備蓄しています・・・
ようかんは全てパパに食べてもらう予定です←
カセットコンロがあると温かい飲み物や食べ物ができたり、お湯をしぼった温かいタオル等で体を拭いたりと、被災後の生活をよりよくしてくれます。
我が家が購入した防災バッグにはようかんが入っていましたが、私と息子は食べられないので、別の食品を備蓄しています・・・
ようかんは全てパパに食べてもらう予定です←
簡易トイレや携帯トイレを使ってみる
簡易トイレは便座がついているもので、仕切りなどを使えば屋外でもトイレができるようになります。
自宅のトイレが使えない場合に備えて1つ購入しておくと安心です。
その場合、おむつが外れているお子さんに特にやってみておいて欲しいのが
簡易トイレでも用が足せるか、大が出るか、です。
また、簡易トイレの使い方やサイズは問題がないかの確認もしておきましょう。
携帯トイレは、自宅の便座に取り付けて使用するタイプがだといつもと同じように座ってできるので自宅避難に備えておくのにおすすめです。
防災グッズの使い方を確認する
購入した防災グッズが実際にちゃんと使えるか、故障の確認のついでに使い方もおさえておくのがよさそうです。
また、電池切れがないか、食品なら期限が切れていないかも確認します。
防災対策その③ 子どものメンタルケアについて知っておく

災害による不安や恐怖のストレスは子どもにもみられます。
災害直後は不安や恐怖で不眠症状があらわれたり、頭痛や腹痛などの体調不良を起こすお子さんもいます。
また、不安から大人から離れなくなったり甘えたりする場合もあります。
地震ごっこ・津波ごっこのような遊び、災害の絵を描くなどの遊びにも現れたりします。
いつもの様子や遊び方、態度が違うと感じたら、それはお子さんが災害でストレスを感じているからかもしれません。
災害ごっこ遊びや絵を描いたりするのは、自分が経験したことを自身の中で整理するためといわれています。
逆にそういう遊びや災害のお話をせずに、避けて気持ちを保とうとしているお子さんもいます。
お子さんのメンタルケアとして親や大人たちでできることは
- 深呼吸や腹式呼吸など心身をリラックスできる呼吸を教える
- 子供が安心して遊べる場所や時間を作る
- (小さなお子さんには特に)スキンシップを意識してふやす
- 災害に関わるごっこや絵は否定したり止めたりせず見守る、共感する
- 災害のお話や絵、ごっこ遊びをしない子には無理に災害の話をしない
- 災害関連のニュースや報道視聴は短くする
- 怖がる子の気持ちに寄り添う・共感した上で、「大人がいるから大丈夫」などと安心できるように声がけする
災害は人生を通してもそう多くは経験しないもの。
今回の能登半島地震では、誰だって不安になったり怖くなりましたよね。
子どもは私たちよりももっと恐怖したり不安を感じていたっておかしくありません。
子どもの気持ちに寄り添い、安全を確保してみまもってあげられる体制を整えていかなければならないと思います。
4歳の息子の地震体験は、能登地震で2回目。
1回目は2023年5月に起こった地震でした。
その時は家族親戚でファミレスにおり、たくさんの人のスマホから緊急地震速報が鳴り響き、異様な雰囲気に。そしてその直後に大きな揺れがやってきました。
当時3歳の息子は、緊急地震速報の音やはじめての地震に、地震発生時は泣いたりパニックになることはなく、ただ何が起こっているのかわからない様子でした。
ですが、そのあとしばらく「地震です!地震です!」と緊急地震速報の真似をしたり、ぬいぐるみをつかって地震ごっこをするようになりました。
息子にとって2度目、しかも今回は津波からの避難まですることになった能登半島地震でも
地震ごっこをするようになりました。1ヶ月ほどで地震ごっこはあまり見かけなくなりましたが、いまでもたまにしています。
また、地震発生からスマホのバイブレーションがなるたびに「地震?」と聞いてくるようになりました。
震災直後は甘えんぼうが加速したようになり、隠れられるテーブルやこたつから離れるのを怖がりました。また、私のトイレについてきたりお風呂に入るのを怖がったりもしました。
地震が来ても大丈夫なように、タオルや着替え用意してあるよ
すぐ車に乗って逃げられるよ
パパッとお風呂終わらせちゃおう!と伝えたり、
パパとお風呂に入っていてもママが目に入ってないと不安になるようで、しばらくは常にお風呂場の扉前に私が張り付くようになりました。
まとめ|災害に遭う前にできることはやっておきたい

元日の能登半島地震では
我が家はたまたま「自宅の被害が小さく」「家族全員でそろっていて」「子どもと同じ部屋にいた」ので幸運でした。
家族全員がばらばらな場所にいたら?
自宅がボロボロになり、避難しなければならなかったら?
断水や停電が起こっていたら?
我が家は防災の備えも知識も心構えも足りなかったと思います。
4歳になったばかりの、まだまだちいさく弱い息子を守れるのか
毎日不安でたまりませんでした。
これからもいつどこで災害に遭うかはわかりません
まだ災害が怖くてたまらなくなるときがあります
しかし、
防災について学んだり、必要になるものを揃えて行く中で、少しずつ災害から家族を守れる自信と覚悟がついてきました。
備えていれば被害は抑えられるはずです。
知っておくだけで、やっておくだけで、備えておくだけで防げる被害はあるはずです。
この記事が皆様の役に立ちますように。